女性が住みたい街探訪vol.3【田町】の魅力&住みやすさは?

カテゴリー:女性が住みたい街探訪

最終更新日:2022年08月04日

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    昔から大企業の本社が軒を連ねていたりと、ビジネス街というイメージが強い田町。 近年は大型複合施設の開業やタワーマンションの建設ラッシュなど、駅周辺の再開発が進み、ますます注目が集まっているエリアです。 この記事では、そんな田町の魅力をご紹介。エリアの基本情報から交通アクセスやショッピングの利便性、どんな施設があるのかなどについてお伝えしていきます。

    【田町の基本情報】利便性のいい「ビジネスマンの街」

    オフィスビルが立ち並び、ビジネス街というイメージが強い田町。平日は多くのビジネスマンが行き交い、活気にあふれています。さらに慶應義塾大学や東京工業大学など複数のキャンパスがあり、学生たちの姿も多く見受けられます。駅周辺には、そんなビジネスマンや学生に向けた飲食店や居酒屋が立ち並び、典型的な「ビジネス街&学生街」という印象です。 しかし実は、駅周辺にスーパーが複数あったり、交通面でもJRや都営地下鉄の4路線が利用できたりと、生活する上での利便性がかなり良いのも特徴。 昨年3月には品川駅との間に山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」が開業になり、それに伴って駅前の再開発もより活発に。昨年9月にはオフィスと商業スペースを兼ね備えた駅直結の大型複合施設がオープンし、タワーマンションの建設ラッシュも続いています。さらに芝浦地区の児童の増加に伴い、2022年には「港区立芝浜小学校」が開校する予定。今後はファミリー層を中心にさらににぎやかなエリアになりそうです。

    【田町の交通アクセス】4路線が利用でき、主要な街へのアクセスも便利

    さすがビジネス街だけあって、交通の利便性が高いのも田町の特徴のひとつです。 電車はJR山手線、京浜東北線の2路線が乗り入れており、駅の北側には都営地下鉄・三田駅の入り口もあるため、三田線と浅草線も利用可能。 都内の主要駅までのアクセスもよく、東京駅まで約10分、上野駅まで約15分、新宿駅まで約25分。さらに京浜東北線を利用すれば、横浜までは約35分で行くことができます。それぞれ乗り換えなしの1本で行くことができるのも便利ですね。 また駅の南側には首都高速一号線が通っており、芝浦入口までは車で5分。 西口を出たところにはタクシー乗り場もあり、車での移動も快適です。 またバス路線も充実しており、田町駅西口停留所からは、都営バスやちぃばすに乗れ、渋谷や麻布十番、六本木などにアクセスが可能。 さらに駅東口停留所からは、都営バス、ちぃばすに加え、お台場レインボーバスにも乗ることができ、JR品川駅や芝浦ふ頭方面、さらにお台場海浜公園やフジテレビへもアクセスできるため、休日のおでかけにもとっても便利です。

    【田町のショッピング情報】駅直結の商業施設や昔ながらの商店街も

    ビジネス街&学生街のイメージが強い田町ですが、実はショッピングスポットも充実しています。 2020年秋にはJR田町駅直結の商業施設「msb Tamachi(ムスブ田町)」がオープン。オフィス・商業・広場からなる複合施設で、商業ゾーンには飲食店に加え、スーパーの「ライフ」やドラックストアの「マツモトキヨシ」、コンビニの「ファミリーマート」などのショップが出店。駅から直結なので、仕事帰りにふらりと立ち寄って買い物や飲食できるのがうれしいですね。 ほかにも駅周辺には、レストランやコスメショップが集結する商業施設「田町センタービル piata」もあります。さらに東口、芝浦方面に歩くと24時間営業の「肉のハナマサ」も。業務用スーパーなので品ぞろえも抜群! 24時間開いているというのも心強いですね。駅からは徒歩6分ほどです。 また三田方面には慶応仲通り商店街という昔ながらの商店街も。こちらにもさまざまなジャンルの飲食店やドラッグストアの「ミネドラッグ」、スーパーの「まいばすけっと」などが軒を連ねています。三田エリアも徒歩圏内なので、こちらを利用するのもおすすめですよ。

    【田町のグルメ情報】学生向けのコスパのいい飲食店からホテルのレストランまで

    ビジネスマンや学生が多い街というだけあって、飲食店の数が豊富な田町。 駅周辺にはランチにぴったりのボリューム満点のメニューが食べられる店や飲み会に便利な大衆居酒屋などが立ち並んでいます。 そんななかでもまず足を運びたいのが、気軽に立ち寄れるカフェやレストランが集結した「msb Tamachi」。和食から中華料理に、寿司、焼肉、ラーメンに肉バルなど、さまざまなジャンルの店舗がそろっています。 また「msb Tamachi」に隣接する「ホテルプルマン東京田町」内のレストラン「KASA」もおすすめ。インターナショナル料理を提供するレストランですが、特にスイーツはフォトジェニックな見た目がかわいいと評判です。 一方、三田方面にある慶応仲通り商店街には、地元の方々が営む居酒屋やイタリアンバルなどが。慶応義塾大学が近いこともあり、学生に喜ばれるコスパのいいお店が充実しているのも特徴です。 昔懐かしい商店街でリーズナブルに楽しむランチもよし、ホテルのスタイリッシュな空間で優雅に楽しむディナーを楽しむもよしと、目的に合わせていろいろな楽しみ方が出来そうですね。

    【田町のお散歩&デート情報】

    駅前はオフィスビル街の印象が強いですが、駅から少し離れるとお散歩やデートにぴったりのスポットがあります。 駅の東口を10分ほど進むとたどり着くのが「芝浦運河(しばうらうんが)」。運河沿いにはベンチが点在し、足を止めてのんびり過ごすことができます。潮風を感じながら、コーヒーを片手に運河を眺めて休憩するもおすすめです。夜になると近隣のオフィスやマンションに灯りがともり、ビルの夜景が運河に映ってとってもロマンチックな雰囲気に。恋人と静かに過ごせる穴場ですよ。 また三田方面には日本で最も古い公園の一つ、「芝公園」が。広大な敷地内には約200本余りの桜が植えられ、春のお花見の時期はもちろん四季を通して美しい自然が楽しめます。また公園のすぐそばには「東京タワー」があるので、このあたりまで足を延ばしてみるのもおすすめですよ。 徒歩でも十分散策できますが、駅の東口で自転車をレンタルしてサイクリングしながらアクセスしてみるのも楽しいですよ。 さらに駅から徒歩5分のスポーツ施設「港区スポーツセンター」も見逃せないスポット。 トレーニングパークやプール、屋内・屋外ランニングコースなど充実した施設が魅力のスポーツジムですが、港区在住者なら一回500円で利用が可能です。 駅から近く、仕事帰りにも立ち寄れて、施設も充実しているのに、とにかく料金がお得。ぜひチェックしてみてくださいね。

    まとめ

    食事や買い物をする場所に困らず、交通アクセスもばっちりな田町。ますますの発展が見込めそうなこのエリアを、ビジネス街、学生街だと思い込んでいるのはもったいない! 今後さらに注目を集めそうな「田町」の暮らしを、検討してみてはいかがでしょうか。

    ※掲載されている情報は2021年1月時点のものです。

    Author

    著者

    WOMAN ESTATE 編集長

    杉山 智子

    不動産業界歴30年近いキャリアの杉山智子が考えたシングル女性目線から見た、中古、新築の様々な不動産のメリットとデメリットを紹介しています。

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