一人暮らし女性の生活費はいくら?年代別の違いや費用を抑える方法をご紹介!
最終更新日:2022年08月04日
目次
一人暮らし女性の1ヶ月の平均生活費はいくら?
一人暮らしをしている女性の1ヶ月の平均生活費はいくらくらいかかっているのでしょうか。ここでは支出の内訳ごとに、毎月の生活費がいくらかかっているかを確認してみましょう。
内訳 | 支出(女性) | 支出(男性) |
---|---|---|
食費 | 39,472円 | 41,915円 |
電気代 | 5,463円 | 4,867円 |
ガス代 | 2,528円 | 2,341円 |
水道代 | 2,372円 | 2,057円 |
洋服代 | 3,753円 | 2,336円 |
通信費 | 17,485円 | 25,891円 |
交際費 | 10,009円 | 13,114円 |
消耗品 | 919円 | 1,131円 |
雑費 | 15,584円 | 10,398円 |
合計 | 132,557円 | 104,050円 |
男性と女性の支出を比較すると、食費や通信費、交際費、消耗品では男性の方が多いことがわかります。それ以外の電気・ガス・水道などの生活インフラは女性の方が多く使っているというデータが出ています。 また女性の支出として男性より特に大きいものとして、洋服代や雑費があります。女性の方が洋服にお金をかける傾向にあり、買い物をする機会も多いことが原因であると考えられます。
年代別の一人暮らし女性の生活費はいくら?
年代別に見た場合、一人暮らしをしている女性が毎月使う費用にはどのような違いがあるでしょうか。ここでは34歳以下と35~59歳、60歳以上の3つの年代に分けて女性の出費を見ていきましょう。
34歳以下
内訳 | 支出 |
---|---|
食費 | 37,827円 |
電気代 | 3,184円 |
ガス代 | 1,096円 |
水道代 | 1,187円 |
洋服代 | 9,178円 |
通信費・交通費 | 25,997円 |
消耗品費・雑費 | 16,000円 |
合計 | 94,469円 |
一般的な34歳以下の女性が、1ヶ月の生活にかける費用の内訳は上記の通りです。60歳以上の女性と比べると、通信費や交際費にかける支出が非常に大きいことが挙げられます。 若い世代の女性はほとんどがインターネット回線やスマホを利用していることに伴い、通信費が大きいことが特徴です。また若い年代であれば友人や恋人との付き合いもあり、遊びに出かける機会も多いので交通費も他の年代より高額です。 見た目を重視する人が多いので、洋服代にかける出費も他の年代に比べるとかなり大きいことがわかります。
35~59歳
内訳 | 支出 |
---|---|
食費 | 39,841円 |
電気代 | 5,578円 |
ガス代 | 2,823円 |
水道代 | 2,610円 |
洋服代 | 4,969円 |
通信費・交通費 | 25,507円 |
消耗品費・雑費 | 20,636円 |
合計 | 101,964円 |
一人暮らしをする一般的な35歳~59歳女性が、1ヶ月の生活にかける費用の内訳は上記の通りです。 34歳以下の女性と同様、インターネットやスマホを活用する方が増えている世代であることが特徴です。また仕事や外出目的に交通機関を利用することも多いので、通信費や交通費が高額であると考えられます。 1ヶ月の出費の合計も3つの世代の中でもっとも多く、他の2世代よりも経済力に余裕があることが分かります。出費全体の中で消耗品費や雑費の占める割合も大きく、他の世代よりもお金を使う機会が多いと考えられます。
60歳以上
内訳 | 支出 |
---|---|
食費 | 39,735円 |
電気代 | 5,936円 |
ガス代 | 2,762円 |
水道代 | 2,567円 |
洋服代 | 2,199円 |
通信費・交通費 | 13,293円 |
消耗品費・雑費 | 16,032円 |
合計 | 82,524円 |
一人暮らしをする一般的な60歳以上の女性が、1ヶ月の生活にかける費用の内訳は上記の通りです。 3つの年代の中ではもっとも支出が少なく、仕事を辞めている女性も多いので出費を抑えていると思われます。電気代の支出がもっとも多い年代であり、自宅で過ごす時間が長いことが分かります。 若い年代と比べると人付き合いの機会は減っているので、通信費・交通費が他の2つの年代よりも少ないです。洋服代も女性の中では少なく、他の年代よりも見た目にかけるお金は減らされていると言えます。
一人暮らしの女性が生活費を抑えるには?
一人暮らしをする女性が気になることとして、どのように生活費を抑えたら良いかということがあります。 家賃をはじめ、一人暮らしをする上ではさまざまな費用がかかるので、節約をしたいと考える方も少なくありません。一人暮らしの女性が生活費を抑えるにはどのような箇所でどのような工夫をしたら良いでしょうか。ここでは普段から生活のなかでできる工夫について紹介します。
家賃を抑える
家賃は一人暮らしをするうえで毎月かかる固定費なので、必要最低限の物件を選んで住むことが大切です。 無理に家賃の高い物件に住んでしまうと毎月の負担が大きく、経済的な余裕がなくなってしまいます。毎月の家賃をできる限り抑えることで、自由に使えるお金を増やすことができます。住居はすぐに変えられるものではありません。 一人暮らしを始めるにあたっては、余裕を持って家賃を支払えるかを考えながら物件を選ぶようにしましょう。
食費を抑える
一人暮らしをする女性の出費がかさんでしまう原因のひとつが外食です。外食は一食当たりの費用が高く、気づかないうちに大きな出費であることが挙げられます。できるだけ自炊に切り替えて外食の費用を抑えることで、生活費を節約することができます。 また、自分で用意した弁当を持参したり、外飲みではなく宅飲みにするなどの工夫をすることも大切です。快適に自炊ができるよう、キッチンが広い物件に住むのもおすすめします。
水道光熱費を抑える
水道費や光熱費も普段の工夫によって節約することができます。1日当たりの節約できる費用はわずかですが、毎日節約を続けていることで大きな差が生まれます。 入浴をする際には、湯船にお湯を溜めるよりもシャワーで済ませる回数を増やすことで、水道費や光熱費を抑えることができます。 また、使っていない場所の電気をこまめに消すことで光熱費の節約をすることもできます。自分の生活を振り返って、無駄遣いをなくしましょう。
スマホは格安SIMに乗り換える
若い世代の女性を中心に、通信費は大きな出費であることが多いです。中でもスマホは必需品であるので、ほとんどの方の毎月の負担になります。 スマホにかかる費用を抑えるには、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。大手キャリアの通信費は高額なので、料金の安い他社の格安SIMにすることで大幅に通信費を抑えることができます。 契約しているプランを見直して、無駄な費用がかかっていないかチェックするのもおすすめです。
車の維持費を抑える
自家用車を持っていると、固定費が毎月かかってしまいます。できれば自分の車を持たず、カーシェアなどのサービスを活用することで維持費を抑えることをおすすめします。 近年ではこれらのサービスも充実し、必要な時に気軽に使えます。一人暮らし用の物件を選ぶ際には、職場に近い物件や、駅が近く交通アクセスに優れた立地の物件などを選ぶと良いでしょう。 車を使わなくても良い物件であれば、車にかかる費用を浮かせることができます。
新しい服を次々と買わないようにする
女性の出費で特に多いものとして洋服代があります。新しい服を何着も購入していると、節約することは難しくなってしまいます。 短いスパンで次々と服を買うのはやめて、手持ちの服をうまく着回すようにしましょう。わざわざ服を買わなくてもファッションを楽しむことができます。違う服が欲しくなったときも、新品で購入するのはなるべく避けましょう。 また古着屋やフリーマーケットを利用することで、出費を抑えながら服を購入することができます。
化粧品はプチプラのコスメを活用する
化粧品は女性にとっては必需品ですが、高価なものが多く大きな出費になりやすいです。プチプラのコスメブランドなど、なるべく安価なものを活用することで化粧品にかかる出費を抑えることができます。 また、一度購入した化粧品は最後まで使い切ってから次の商品を購入するようにしましょう。使いかけのままで次々と新しい化粧品を購入していると出費がかさんでしまいます。化粧を軽めに済ませることで、一回当たりの費用を節約することもできます。
先に貯金額を決めておく
確実に節約をする方法として、貯金額をあらかじめ決めておきそれを守り続けるという方法があります。 毎月貯金する金額を一定額決めておくことで、計画的に貯金をすることや、無駄な支出を減らすことができます。無理のない範囲で良いので、毎月きちんと貯金する習慣をつけましょう。 着実な貯金をするには、どこで節約をするか考えながら生活をする必要があります。その結果、無駄遣いをしにくくなるので自然と支出を減らすことができるようになります。