女性の一人暮らしにおける部屋探しのポイント

最終更新日:2022年08月04日

目次

    女性の一人暮らしにおける物件探しのポイント

    一人暮らしを始めようと考えている女性がよく疑問に思うこととして、一人暮らしをするための物件をどのように見つけるかということが挙げられます。具体的な女性の一人暮らしにおける物件探しのポイントとしては、どのようなものがあるのでしょうか。 今回は女性が一人暮らし用の物件を探すにあたり、抑えておきたいいくつかのポイントについてをご紹介します。

    セキュリティ面が充実しているか

    女性が一人暮らし用の部屋探しをする際には、自分の身を守るために、特にセキュリティ面についてはしっかりと対策しておく必要があります。これから物件探しをする際には、セキュリティ面においてしっかりとした対策がされている安全な物件であるかどうかについて確認しておきましょう。 防犯カメラやオートロック、ダブルロック、ホームセキュリティといった防犯設備が付いている物件であれば、女性でも安心して生活することができます。もし気に入った物件に防犯設備が導入されていなかった場合には、自分で防犯カメラやロックを追加するなどの対策を行うことも検討してみましょう。

    部屋の階数は何階か

    女性の一人暮らし用の物件としては、なるべく2階以上のものを選ぶことをおすすめします。 1階の物件に関しては比較的外部からの侵入がしやすく、女性が1階にある物件で一人暮らしをすることで、空き巣や下着泥棒などといった犯罪のターゲットにされてしまうことがあります。 女性が1階で一人暮らしをする場合、このような防犯面におけるリスクがあるので、複数の物件の中から部屋を選ぶことができる場合には2階以上の物件を選ぶことをおすすめします。 [内部リンク:女性一人暮らし1階]

    洗濯機を室内に置く場所があるか

    女性の一人暮らし用の部屋探しをする際には、洗濯機を室内に置くことのできる物件を選ぶことをおすすめします。洗濯機が室内にあることで、雨が降っているときでも気軽に洗濯をすることができます。 物件によっては外に洗濯機置き場が置かれていることもありますが、洗濯機を長時間の直射日光や雨風にさらしてしまうと劣化が進み、故障の原因となることもあります。洗濯機を長く使うためにも、屋内に設置できる物件を選ぶことをおすすめします。

    最寄り駅からの距離はどのくらいか

    女性が一人暮らしを始めるにあたって部屋探しをする際には、最寄り駅からの距離も考慮しながら物件を選ぶようにしましょう。 具体的には、駅からの距離はできるだけ近い物件を選ぶことをおすすめします。駅から離れすぎている物件の場合、仕事などで帰りが遅くなってしまった場合に夜の暗い道を長時間歩かなければならず、女性にとっては治安面で不安を感じる場合があります。 また駅からの距離が遠いと通勤にかかる時間が増えてしまい、毎日の自由な時間が減ってしまうというデメリットもあります。毎日の通勤を考えると、駅から10分以内の物件に住むことをおすすめします。

    周辺地域の治安が良いか

    物件探しをする上では、周辺地域の治安面について考慮することも大切になります。 特に女性の場合は比較的犯罪に巻き込まれやすく、治安が悪い地域にある物件の場合には安心して日常生活を送ることは難しくなってしまいます。女性が物件探しをする際には、できるだけ治安の良い地域を選ぶことをおすすめします。 物件選びをする際には、まずは街の治安の状況についてしっかりと確認しておきましょう。治安状況を知る手段としては、インターネットの口コミをチェックしたり、不動産屋で周辺の治安について話を聞くなどの方法があります。

    部屋の間取りや大きさは住みやすいか

    部屋で一人暮らしを始めるには、生活する上で必要な家具などを取り揃える必要があります。引っ越しに向けて家具の購入などをスムーズに進められるよう、内見をする際にはメジャーを持っていくことをおすすめします。 メジャーで部屋の実際の寸法を測ることで、家具をどのように配置するか、十分なスペースがあるかなどについてを確認することができます。正確な寸法を把握しておくことで、部屋に合ったサイズの家具を選ぶことができるようになります。

    キッチンの使いやすさや広さに問題はないか

    一人暮らしで自炊をする女性の場合、部屋探しをする際にはキッチンの広さはどれくらいかも確認しておきましょう。キッチンは広い方が便利で使いやすいので、部屋選び、内見の際には特にチェックをしておくことをおすすめします。 またキッチンそのものの広さだけでなく、冷蔵庫を置く場所が確保できるかについても寸法を測っておくとよいでしょう。またキッチンは広さだけでなく、機能面を見た時に使いやすいものであるかどうかについても確認しておくことをおすすめします。 調理器具を収納するスペースの有無や電化製品を使用するためのコンセントの数などについては、特にキッチンの利便性につながるので重視するべき点であると言えるでしょう。

    収納の数や広さは十分か

    一人暮らしの部屋探しをする際には、物がたくさん入る収納スペースを備えた物件であるかどうかについても確認しておくことをおすすめします。 女性の場合、男性と比較して衣類を始めとする持ち物が増えやすいので、十分なスペースのない物件だと置き場に困ってしまうことがあります。 部屋の広さだけを見るのではなく、クローゼットなどの収納がどれくらいあるかについても確認しておくことが大切です。物の多い女性の場合には、ウォークインクローゼットのついている物件を選ぶことをおすすめします。 また、自分に必要な収納スペースがどれくらいかも事前に把握しておくことで物件選びをスムーズに進めることができます。

    浴室乾燥はあるか

    女性の一人暮らしにおける部屋探しにおいては、浴室乾燥の有無についても重要なポイントとなります。 特に女性の場合は、十分な防犯対策がされていない場合や治安の良くない地域に住んでいる場合、下着泥棒などの被害に遭ってしまう可能性があるので洗濯物を外に干しづらいということが言えるでしょう。 そのような女性の皆さんにおすすめしたい物件として、浴室乾燥を備えている物件があります。浴室乾燥があれば、洗ったものを部屋干しにしてもすぐ乾くというメリットがある上、部屋干しによる衣類の嫌な臭いに関してももあまり気にならなくなります。 外干しをしない方や、外出している時間が長い方、また洗濯物を乾かす手間をかけたくない方は、浴室乾燥付きの物件は特におすすめですのでぜひチェックしてみましょう。

    宅配ボックスがあるか

    宅配ボックスの有無に関しても女性の部屋選びの際には確認をしておきましょう。宅配ボックスがあれば、荷物を直接応対して受け取る必要がなく、不用意に訪問者との接触をすることを防ぐことができます。 また、一人暮らしの方の多くは家を留守にしてしまう時間帯が多いので、宅配ボックスがあることで、いつでも荷物の受け取ることができるようになり非常に便利です。 特に通販などをよく利用する方の場合は、届いた荷物を受け取り損なう心配がなくなる宅配ボックス付きの物件は特におすすめであると言えます。

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    著者

    WOMAN ESTATE 編集長

    杉山 智子

    不動産業界歴30年近いキャリアの杉山智子が考えたシングル女性目線から見た、中古、新築の様々な不動産のメリットとデメリットを紹介しています。

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